第8回血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師認定試験および認定講習会を平成 27年7月25日(土)から7月26日(日)に亘り東京都で開催しますのでご案内いたします。
なお、認定試験受験者は認定講習会への出席が必須です。 (認定ポイントは付与されません)
認定講習会のみを出席される方はこちらをご覧ください。(認定ポイント10単位付与されます)
記
1.申請資格
(1) 診療放射線技師の免許を有すること。
(2) 通算3年以上の血管撮影に関する診療業務の経験を有すること。
(3) 過去3年間にインターベンション50例以上の経験を有すること。
(4) 別表1に定める単位数を30単位以上取得していること。 別表1はこちらです。
(5) 別紙1に定める安全管理および品質管理に関する測定データを提出すること。 別紙1はこちらです。
(6) 認定試験前日に開催される認定講習会を受講すること。
*上記、いずれの項目が欠落しても申請することはできません。
2.提出書類
認定試験受験者が対象となります。
(1) 認定試験受験申請書(様式1) 様式1はこちらです。
(2) 受験票(様式2) 様式2はこちらです。
(3) 業務経験年数証明書(様式3) 様式3はこちらです。
(4) 経験症例一覧表(様式4) 様式4はこちらです。
(5) 経験症例証明書(様式5) 様式5はこちらです。
(6) 単位取得証明書(様式6-1~6-8)(学術大会および講習会等の学術集会名、日時が明確な出席証明書またはネームカード、学会発表プログラム、論文などの写しを添付)
様式6はこちらです。
(7) 血管撮影用X線装置の日常点検表1か月分の写し
(8) 血管撮影用X線装置の過去1年間の定期点検実施記録(メーカの点検結果でも可、また、実施が明記されている部分(表紙など)の写しで可能(メーカの点検内容は不要) の写し
(9) IVR基準点での線量率測定結果(様式7-1、7-2) 様式7はこちらです。
(10) 検査室の散乱X線量測定データと測定条件(様式8) 様式8はこちらです。
(11) 使用した線量計の校正結果の写し
(12) 診療放射線技師免許証の写し
(13) 認定試験受験料の払込票の写し
(14) 様式1~8のエクセルデータを入力したCD(CD表に施設名、氏名を明記ください)
CD提出は今回より追加となりましたのでご注意ください。* (7)~(11)に関しては下記に示す(別紙1)で詳細を確認してください。 別紙1はこちらです。
*すべての様式(様式1~8)をまとめたのはこちらにあります
*同一施設より複数の方が申請する場合は、(7)~(11)の提出書類、CDは一部で結構です。ただし、同一封筒に全ての申請者ごとの書類を同封してください。
3.申請受付期間
平成27年 5月1日(木)~ 5月31日(土)必着
*申請書類受付時には連絡先へメールにてお知らせいたします。
(6月上旬までにメール連絡がない場合は下記までお問い合わせ下さい。)
*受験票は平成26年7月上旬までに郵送いたします。
4.書類送付先
〒600-8107 京都市下京区五条通新町東入東錺屋町167
ビューフォート五条烏丸3階
公益社団法人 日本放射線技術学会事務局内
日本血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師認定機構宛
*提出書類は簡易書留でお送りください。
5.認定試験受験料
受験料 : 20,000円(認定講習会受講料を含む。振込料は各自負担願います。)
*キャンセルされても一切返金いたしませんのでご注意ください。
6.認定通知
第8回血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師認定者通知は平成27年9月上旬に通知いたします。
*認定登録には登録申請書と登録料10,000円が必要です。
7.認定試験および認定講習会について
(1) 期 日 : 平成27年7月25日(土)から7月26(日)
(2) 場 所 : 首都大学東京 荒川キャンパス 大視聴覚室
〒116-8551 東京都荒川区東尾久7-2-10
(3) 日 程 :
◎認定講習会:平成27年7月25日(土)
◎認定試験 :平成27年7月26日(日)
*認定講習会および認定試験の日程の詳細は決定しだい機構ホームページ(http://ivr-rt.umin.jp/)に掲載します。
*試験項目は下記に示す試験項目のガイドライン(別紙2)をご参照ください。 別紙2はこちらです。
問合先:山梨大学医学部附属病院 放射線部 坂本 肇
E-mail:hajimes@yamanashi.ac.jp
*お問い合わせ頂く場合には、必ず電子メールにてお願いいたします。電話によるお問い合わせはご遠慮ください。
別紙1
安全管理および品質管理に関する測定データ
資格認定の申請の際には、以下の測定記録を提出する。なお、血管撮影用X線装置を複数所有有する施設においては全ての装置のデータを提出する。
1.血管撮影用X線装置の品質管理に関する記録
(1) 日常点検記録1月分の写し。(1ヵ月間であり何月でも可能)
(2) 過去1年間の定期点検実施記録(メーカの点検結果でも可)の写し。
実施が明記されている部分(表紙など)の写しで可能(メーカの点検内容は不要)
2.基準点での線量率測定データ
(1) 医療放射線防護連絡協議会『IVRに伴う放射線皮膚障害の防止に関するガイドライン』の“IVRにおける患者皮膚線量の測定マニュアル”を参考にして、透視・撮影時におけるIVR基準点での線量率を測定し、その測定データを提出する。
なお、測定基準点としたinterventional reference point(IVR基準点)は、international electrotechnical commission(IEC)やjapanese industrial standards(JIS)の改訂により現在ではpatient entrance reference point(患者照射基準点)と名称変更されているが、両者は同じ位置を示す。様式7では、IVR基準点から患者照射基準点へと変更した。
(2) 測定結果および測定条件は「様式7-1、7-2」に記入して提出する。
(3) 線量計の校正結果の写し。
3.透視時の室内散乱X線量測定データと測定条件
(1) 室内散乱X線量の測定方法は定めない。ただし、新たに測定する場合は、下記の条件で行うこと。
① 被写体:基準点での線量率測定に準ずる。
② 図1に示す点の散乱X線量を測定する。ただし、アーム支持装置やカテーテルテーブル、モニタなどによって測定できない場所は除く。
③ X線照射方向:P-A(垂直方向)
④ 床面から測定点までの高さ:1.0 mと1.5 m
⑤ 散乱X線量測定図には通常の術者位置を記入する。
(2) 測定条件は「様式8」に記入して提出する。
(3) 線量計の校正結果の写し。
4.X線装置の総濾過、付加フィルタについて
「様式7-1、7-2」、「様式8」での総濾過、付加フィルタの記入方法を示す。
(1) 総濾過は、X線管装置の固有濾過とX線可動絞りのミラーや選択可能な付加フィルタ
(装置が自動で挿入するフィルタ)などを含む付加濾過の合計を記載下さい。
例、3.2mmAl+0.2mmCu+1.0mmAl 、 2.6mmAl+0.06mmTa など
(2)付加フィルタの記入欄には各施設で独自に装置へ装着しているフィルタの材質や厚さを
記載下さい。
例、0.1mmCu+1.0mmAl など
図1 室内散乱X線量の測定点(平面図)
試験項目のガイドライン
Ⅰ.臨床概論
1.心臓
(1) 解剖・整理
① 解剖
②心電図
③ 心機能
(2) インターベンション
2.脳
(1) 解剖と灌流領域
(2) インターベンション
3.腹部および末梢血管
(1) 解剖
(2) インターベンション
4.造影剤
5.画像診断
Ⅱ.医用機器
1.X線装置
(1)X線装置に関する知識
①発生装置
②受像系
③モニタ
④DR・DSAについて
(2)装置の性能評価
(3)品質管理・保守点検
(4)画像処理
(5)他検査装置(CT・MR・RI・超音波)との比較および相補性
2.画像処理・画像再構成装置
3.カテラボ装置
4.血管内超音波装置
5.ネットワーク,他医用機器
Ⅲ.放射線防護
1.放射線生物学
2.放射線物理学
3.放射線計測
4.防護法
別表1
認定・更新単位表