別紙1
安全管理および品質管理に関する測定データ
資格認定の申請の際には、以下の測定記録を提出する。なお、血管撮影用X線装置を複数所有有する施設においては全ての装置のデータを提出する。
1. 血管撮影用X線装置の品質管理に関する記録
- 日常点検記録1月分の写し。
- 過去1年間の定期点検実施記録(メーカの点検結果でも可)の写し。
2. IVR基準点での線量率測定データ
- 医療放射線防護連絡協議会『IVRに伴う放射線皮膚障害の防止に関するガイドライン』の“IVRにおける患者皮膚線量の測定マニュアル”を参考にして、透 視・撮影時におけるIVR基準点での線量率を測定し、その測定データを提出する。
- 測定結果および測定条件は「様式8-1、8-2」に記入して提出する。
- 線量計の校正結果の写し。
3. 透視時の室内散乱X線量測定データと測定条件
- 室内散乱X線量の測定方法は定めない。ただし、新たに測定する場合は、下記の条件で行うこと。
① 被写体:IVR基準点での線量率測定に準ずる。
② 図1に示す点の散乱X線量を測定する。ただし、アーム支持装置やカテーテルテーブル、モニタなどによって測定できない場所は除く。
③ X線照射方向:P-A(垂直方向)
④ 床面から測定点までの高さ:1.0mと1.5m
⑤ 散乱X線量測定図には通常の術者位置を記入する。
- 測定条件は「様式9」に記入して提出する。
- 線量計の校正結果の写し。
図1 室内散乱X線量の測定点(平面図)